FX-投資・運用の考え
FX-スワップ派とトレード派
2008年08月26日
スワップ長期投資派のランキングに参加中です ⇒ にほんブログ村
FXをスワップ目的で投資するとしても、利益確定や平均建値を引き下げるためのポジション調整での決済をするケースはありますし、逆に為替差益を積極的に狙っていくトレード主体の場合でも、結果的に長期保有になりスワップ益がたくさん貯まっていたというケースもあるでしょう。
スワップ派とトレード派といってもお互い相反するものではありませんが、スワップ益を主目的にするのか為替差益を主目的にするのかでその投資のスタイルはかなり違ってくるように思います。
FXのスワップ目的であればポジションを保有し続けることが前提になりますので、過度な売買を避ける長期運用のスタイルになります。FXで為替差益を狙っていくトレード派は大きな損失を避けるためにストップロス(逆指値)を設定しますので短期間での取引となりますし、値動きに関係なくポジションを手仕舞うケースもあるでしょう(デイトレードなど)。
FXをスワップ目的で始めたのに値上がりしたので利食いしてしまってポジションがなくなってしまったとか(当初の私です・・)、短期勝負のはずが損切りし損ねてスワップ派に転向したとか^^;、このような曖昧なスタンスで臨んでしまうと結果としては上手くいかないケースが多いようです。
スワップ派は低レバレッジでの運用をしていると思います。そこへ小幅での利食いを繰り返しても、結果的にはそのまま保有してスワップをもらい続けた方が得だったということもあり得ます。売買手数料やスプレッドも頻繁な売買の場合はパフォーマンスを押し下げる要因です。
トレード派の場合は、高レバレッジでの回転売買で稼ぐというスタンスでしょうから、もともと長期保有に耐えられるだけのポジションにないかもしれません。スワップ派に転向したとしても、次の打つ手がなく相場頼みということになってしまうでしょう。
スワップ派でもトレード派でもFXの最大のリスクは「運用が継続できなくなるリスク」だと思います。スワップ投資での高レバレッジ運用は強制ロスカットのリスクが大きくなりますし、短期トレードでの大きなドローダウンはあなたを資金的、精神的に継続不能な状況に追い込むかもしれません。
このリスクを避けるためには、FXの運用を長期間、継続させるための資金管理が何より大切になってくると考えます。どちらが儲けやすいかという判断基準ではなく、自分にとってどちらのスタイルが資金管理がし易く長期間継続できそうかをまず考えるべきだと思います。
2008年08月26日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:FX-スワップ派とトレード派
Powered by
Movable Type 3.36