FX-投資・運用の考え
FX-スワップで長期投資のススメ
2008年08月17日
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「FXは外貨預金より随分とお得なんだな・・」と、マネックス証券のFXに口座開設したのが2005年2月。それから約3年半が経ちました。当初は計画的に長期投資しようという考えはなく、「スワップで金利生活ができたらいいな~」という程度の軽い気持ちで始めたと記憶しています。
ニュージーランドドル/円を主に取引していたのですが、私がFXを始めた2005年当時のNZドル並びに豪ドルのオセアニア通貨は、円に対して長期上昇トレンドの中にあり、私のような初心者の下手な売買でも利益を出しやすい環境でした。
FXを始めるタイミングとしては幸運に恵まれ、それはそれでよかったのですが、漫然と「買っては売る」を繰り返していたために買い持ちのポジション(数量)が増えず、肝心要のスワップも増えないという状況がしばらく続きました。
転機になったのは1年後の2006年2月、セントラル短資FXにスワップ目的で長期保有するための口座を開設したことです。短期間で予定買い付け数量の10万NZ$を仕込むことができ、これ以降、現在に至る2年半の間に150万円ほどのスワップを積み上げることができました。
この間は、ニュージーランドと日本の政策金利差が拡がり且つ為替レートが高水準で推移したという好環境のお陰もあるのですが、FXは単に外貨を買って(買い建て)難しいことを考えずにそのまま放置しておくだけで、これほどの成果になるものなのかと感嘆しました。
このセントラル短資の口座は、当初差し入れた証拠金(自己資金)を全額引き出して、現在は受け取ったスワップポイントと多少の決済益のみでの運用となっています。これからもポジションを決済することなく長期保有してスワップを有り難く頂戴していくつもりです^^
2008年に入りNZドルや豪ドルは景気減速懸念、政策金利引下げ観測などで日本円に対して弱含む場面が多くなり、下げトレンドが顕著になってきました。長期保有を前提としたスワップ投資を始めるのに再び良いタイミングが訪れたのではないでしょうか。
セントラル短資FXで取引を開始してから結果的に2年以上待った(放置した)ことになりましたが、この2008年春より新しくスワップ口座を作るべく取引を再開しました。現在、1,000通貨単位から取引可能な2つのFX口座でポジション構築に励んでいます。
私自身、日中は働いておりFXに多くの時間を割ける環境にはありませんので、極力手間が少なく簡単且つリスクを低く抑えた資金管理で、のんびり継続していくことを心がけております。FX初心者の方や多忙なサラリーマンや主婦の方々の多少なりとも参考になれば幸いです。
長期投資といっても10年先、20年先を見据えた遠大な計画ではなく、まずは3~4年後を目処に投下資金を回収して、「FXで継続的に増やす仕組み」の土台を作ることを目標にすれば、投資計画も立てやすいと思います。
FXに関して、この先、金利差が縮小してスワップポイントに妙味がなくなったらどうするの?とか歴史的な円高局面を迎えたらどうするの?とか、そのような話をたまに耳に挟むことがあります。当然にFXを取り巻く今後の環境の変化というのは想定しておく必要があると思います。
ですが、無理のない範囲で適正なポジションを長期で保有することができれば、諸々のリスクをとった分に見合ったリターンは得られる、その根拠となるだけの妙味をFXのスワップポイントは今現在も十二分に持ち合わせていると考えています。
2008年08月17日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:FX-スワップ投資のススメ
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