FX-投資・運用の考え
FX-スワップ派の投資手法(2_1)
2008年08月20日
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「FX-スワップ派の投資手法(1)」では少額で定期的に買い増していく方法を説明しました。私はこれと並行して別口座で分割買い下がりでのスワップ口座の構築をしています。
1,000通貨単位での買い下がりですが、複数回に分割して買えるある程度の自己資金を予め用意しておく必要があります。定期買い付け口座と併用するのは、それぞれの買い付け方法の欠点を補う意味もありますし、相場環境により柔軟に対応するという意味もあります。
ふたつめの単純買い下がり方法です。
通貨ペアはニュージーランドドル円を例とします。
私の場合、1NZ$/80円~68円まで単純に20銭刻みで1,000NZ$ずつ均等に買い指値を入れて注文が約定(成立)するのを待ちます。全ての注文が約定した・・つまりNZ$が68円にまで下がった・・時点で、約6.5万NZ$を平均建値(買値)約74円で買い付けるということになります。
買い付け数量について。
自己資金(証拠金)のうち買い下がり用に充当するのは2/3、残り1/3は待機資金にしておきます。下値68円というのは単なる目安です。長期での運用を前提にしていますので変動幅は大きくなることを想定して余裕を残しておくということです。
2/3の証拠金で買い下がる数量を決定します。私はレバレッジが2~2.5倍になるよう投資計画を立てています。買い始める為替レートが高いのか安いのかはあとになってみないとわからないので、レバレッジは安全重視で低く設定するようにします。
100万円の資金の場合、2/3の約70万円を買い下がり用に充当。仮にNZ$円でレバレッジ2倍ならば約2万NZ$を購入目安にして1千NZ$ずつの分割買いならば計20回分。1円刻みで20円幅(例:80円~60円)、50銭刻みで10円幅(例:75円~65円)をカバーできるということです。
買い始めるタイミングについて。
私の場合、長期チャートで下げトレンドが確認できたらテキトーに買い始めます。ヘンな話ですが、「買い下がる」ということは「下がらないと買えない」わけですから、ある程度下がる余地がある時の方が「買い下がり」のタイミングとしては良いとも言えます。
マーケットタイミングを推し量って売買することは端から無理(幻想)と諦めて、さっさと少量ずつ買い下がっていくのが良いと私は考えます。結果的に予定数量を買い下がれればラッキーですし、買い下がれなかったとしても、それはトレンドが反転したということですからそれもまたよしです。
FXを始めた何人かの友人にアドバイスしたのは、取り敢えずは最初の1投目を最少単位の1,000通貨で買ってみること、それからのことはスワップを毎日貰いならがじっくり考えても遅くはないよ、ということです。自分の基準が決まらなければ計画を立てるのも難しいと思いますので。
この買い下がり口座も1,000通貨単位で取引していますので、1.000通貨単位で取引可能な株式会社サイバーエージェントの外貨exを利用しています。スワップ益は決済しなくても引き出し可能、スワップポイントも高めの水準で利便性が良いので気に入っています^^
少額の資金で始める場合は、買い下がる値幅を大きく(1円~5円)とってやることで対処できますが、それでも全体で数千通貨単位でしか購入できないといった場合は、急落時のスポット(単発)買い用の資金にするか、定期買い付け用に充当した方が良いかもしれませんね。
2008年08月20日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:FX-スワップ派の投資手法
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